OA化にともなう健康障害
OA化にともなう健康障害についての対応策は日本では立ち遅れています。
欧米では、OA化の普及と並行して身体的・精神的負担につき調査、研究、勧告、規制等が行われています。
その代表的事例が、アメリカ国立労働安全衛生研究所の勧告で、今後日本でも参考とすべき具体的基準が示されています。
これら世界的傾向に刺激されて日本でもここ数年来、民間を中心に調査研究が行われてきました。
そのなかでもっともオーンドックスな作業基準として参考にすべきものが、昭和59年2月27日、労働省が発表した労働科学研究所の「VDT作業における労働衛生管理のあり方」です。
その内容は「労働衛生管理の原則と進め方」、「具体的指標-環境管理、作業管理、健康管理、労働衛生教育」となっています。
1.環境管理、作業管理及び健康管理に関して、総合的な労働衛生管理活動への自主的な取組みを行うこと。
労働衛生管理を進めるにあたっては、労働衛生管理体制の整備、衛生委員会の活用、人間工学的配慮、試行的取組み、教育訓練の実施等に留意すること。
具体的指標環境管理
イ)照明・採光はまぶしさを生じさせなく、照度は、垂直面が500ルクス以下で水平面は300ルクスからおおむね700ルクスを目安とすること。
ロ)高輝度の光源がCRTディスプレイ画面に映り込まないように対策を講じ、グレアを防止すること。